偏平足とは？

偏平足とは、足の内側のアーチが崩れて、土踏まずがなくなり平らになってしまうことを指します。
 
この状態自体が痛みの原因になることは少ないですが、足にさまざまな問題を起こすことがあります。
 
特に、体重が足の内側にかかることで偏平足が生じやすいのが特徴です。
 
偏平足だけでなく、親指が痛くなったり、くるぶしやふくらはぎに疲れや違和感を感じることがあります。
 

偏平足の症状とは？

先天的に足の裏が平たく生まれつきの扁平足の場合、痛みは通常ありません。
 
むしろ、足が疲れやすかったり、ふくらはぎがむくんだりする不快な感覚が主な症状です。
 
しかし、年を取ってから発症する扁平足は、骨の歪みが原因で、筋肉や関節、靭帯に負担をかけ、炎症を引き起こし、腫れや痛みが生じることがあります。
 
足首の歪みが進むと、足が固くなり、動きが制限されるなど、深刻な影響を受けることもあります。
 

偏平足の原因は？

足裏が平たい足、つまり偏平足は、骨や靭帯の形そのものの問題や、筋肉の力不足や体重のかかり方などの問題が原因で起こることがあります。
 
足には、くるぶしの下に28個もの骨があり、それらが靭帯によってつながっていて、柔らかさと同時に体重を支える強さを持っています。
 
これにより、歩くための動きや体を支えるための機能が適切に果たされます。
 
さらに、足の裏には足底筋膜という繊維があり、テントのように張りをもたせることで、足のアーチを保持しています。
 
後ろのふくらはぎにある後脛骨筋という筋肉がアーチを引き上げる働きをして、人間の体を支えるのに役立っています。
 
機能的な面では、足底筋や後脛骨筋の筋力が弱まることが、偏平足を引き起こす一因とされています。
 

吉川ウェルカム整骨院の偏平足改善アプローチ

吉川ウェルカム整骨院で行う治療は、骨盤を始点に全体の骨格を調整し、偏平足の根本的な改善を目指しています。
 

ステップ①
身体の土台となる骨盤を整える骨盤矯正

吉川ウェルカム整骨院では、痛みのある部分だけでなく、体全体のバランスを大切に考えて施術を行います。
 
特に、体の基礎となる骨盤の位置がずれていたり傾いていたりすると、足の裏や足首にも悪影響を及ぼすことがあります。
 
そこで、私たちは骨盤をしっかりと調整することで、足への負担を軽減し、根本からの改善を目指します。
 

ステップ②
身体の軸となる背骨を整える背骨の矯正

また吉川ウェルカム整骨院では、足だけでなく、全身がバランス良く機能するように背骨へのアプローチを含めた治療を提供しています。
 
上半身が傾いていると、足の動きが制限されてしまうため、身体全体がスムーズに動くように全身の姿勢を整えることに重点を置いています。
 

ステップ③
脚全体のアライメントを整える

最終的には、股関節、膝、足首、足の骨、そして指の関節といった下半身全体のバランスを調整します。
 
これらの部位は互いに影響を与え合っているため、一か所だけに注目するのではなく、全体の調和を考えながらケアを進めていきます。
 

偏平足の予防策と対応策

偏平足でお困りの方には、足のアーチを適切な形に戻すための中敷き(インソール)をおすすめしております。
 
また、関連する筋力を鍛えるエクササイズやトレーニングもご案内しています。
 
骨の配置を整え、筋肉を本来の働き方で使うことにより、症状が再び出るのを防ぎましょう。
 

扁平足のQ＆A

Q.扁平足がひどく、痛みが強いときはどうしたらよいですか？

A.まずは、吉川ウェルカム整骨院にご相談ください。炎症が起きている時は、初期段階では安静を保つことが通常の治療法です。しかし、筋肉が過剰に緊張していると、回復が遅れることがあります。これは、不必要な血流の問題を引き起こすためです。炎症の程度を正確に判断し、それに応じた適切な治療を行うことが大切です。

Q.扁平足にはマッサージは有効ですか？

A.効果はあまり期待できないかもしれません。足の裏をマッサージすることで、少しは痛みを和らげることが可能です。ですが、骨の位置が元通りにならない限り、筋肉には負担が続きます。そのため、マッサージだけでは問題を予防することは難しく、大きな効果を得ることは難しいでしょう。

Q.扁平足の痛みを根本から治すためには？

A.歩行の仕方を改めたり、筋トレを取り入れたりすることが大切です。足のトラブルを繰り返さないためには、日々の生活習慣を再検討し、体のゆがみを正していきましょう。歩き方や体のバランスが足の負担に影響していることも多いので、これらの点に注意してケアすることが求められます。また、歩きやすさを改善するためには、インソールの使用も効果的な手段です。

Q.扁平足になりやすい生活とは？

A.足の筋肉が十分でない人や、骨のバランスが崩れて足首が内側に傾きがちな人には、この問題が起こりやすいとされています。さらに、歩く量が多い場合、姿勢によっては足に過度な負荷がかかることもあります。

Q.扁平足を自分で治す方法

A.健康的な生活を送るためには、日常の行動を見直すことが大切です。歩くときに足に負担をかけないためには、骨盤を始めとする体の骨格を正しく保ち、正しい姿勢を身につけることが重要です。